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百年の孤独

百年の孤独

G. ガルシア=マルケス

百年の孤独

定価: ¥ 2,940

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人気ランキング: 59564位

おすすめ度:

発売日: 1999-08

発売元: 新潮社

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物語に「引きずり込まれる」
圧倒的な小説の力に他のことが手につかず一気に読みふける。感覚物語に「引きずり込まれる」を久々に持った。



初代アルカディオとメルキアデスの神話的なエピソード、軍人アルカディオのかっこよさ、圧巻のラストシーン、どれもこれもが手ごたえのある登場人物による重層的な物語。



装丁も素晴らしく本を所有する喜びを増してくれる。

暴力と言っても良い程の力のある小説
長く、難解な面があり、読み応えが「がっつり」あります。

読む前と後で自分の人生が変わった気がしました。

大好きな小説はいくつもありますが、これはその中でも特異で突出しています。

読み手にたくさんの集中力を要求し、奇怪なストーリーで翻弄し、最後には突き飛ばしてしまう。

本に登場する、荒々しく理不尽な男達のような魅力と暴力に近いような力を感じました。

夢中で読み終えた後、しばらく放心状態でした。

訳もよいと思います。引っかかる事なく読めました。



ロシア文学のように、同じ名前が一族の中で繰り返されたりして混乱します。

古い体制や考え方から抜ける事がうまくできず、いつまでも同じ苦しみを繰り返している雰囲気を感じました。

混沌と幻想
まず,タイトルが良い。これが「五十年の孤独」だったらリアルすぎるし,「千年の孤独」ではファンタジーである(ただ,ユダヤ民族の迫害と彷徨の物語だったらこのタイトルはしっくりくるかも)。「百年の孤独」・・・絶望的でありながらロマンチックなタイトルだと思う。直訳そのままのタイトルだが,これは編訳できないなあ。

要するにタイトル買いして読んだのだが,こんなに高揚して不安になりながらの読書は久しぶりでした。

混沌としたな時間軸,死者と生者は語り合い,幻想と現実が入り乱れながら,読者に納得させてしまう圧倒的な構築力。結婚し子を産みながら,愛が存在しない一族ブエンディア,最もまともな愛を備えているウルスラが,むしろ異端的に浮かんでくる。この作者の一ジャンルである「マコンドもの」の中核をなす作品であるが,ほかの短編も読みたくなりますね。

登場人物を整理するのは,それ程苦ではありませんでしたが,時系列で物語を整理しようとして,断念。最後には,登場人物が何歳なのか全く考えずに読むという,現代文学を読みながらめったにない経験をしました。

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